• うつ病

うつ病の症状が悪化すると、考え方がネガティブになり、常に否定的な事ばかり考えてしまいます。

失敗したらどうしよう、病気がこのまま治らないのではないか、将来どうなってしまうんだろうというような思考に頭が支配されてしまいます。

僕もうつの症状が出てくると、頭の中は常にネガティブ、発する言葉も常にネガティブになってしまいます。

ほとんどのうつ病の患者さんは、同じような状態なのではないかと思います。

これは、ネガティブ思考というのは、うつ病の症状の1つだからです。

逆にいうと、うつ病が治ってくれば、ネガティブ思考もおさまってくるのです。

僕の個人的な体験からも、うつの状態がひどいときは、ネガティブ思考も強いです。

けれども、うつ病の症状が良くなってくると同時に、徐々にポジティブ思考になっていきます。

なので、否定的な考え方をしてしまうのは病気のせいだと考え、うつ病を治していくことを考える事が大切になってきます。

スポンサーリンク
 

薬物療法と生活療法でうつ病の再発防止

うつ病の症状を良くしていく為には、まずは精神科や心療内科に通院して、きちんと服薬をする。

いわゆる薬物療法が大切だといわれています。

しかし、薬物療法は1次的に症状を抑えるだけの対症療法なので、あわせて生活療法も行うことが大切です。

生活療法とは、具体的には、早寝早起きをする、睡眠をきちんととる、運動をするなどです。

今までの病気になりやすい生活態度を改めて、規則正しい生活をおくるようにするという事です。

生活療法は、対症療法に対して根治療法ともいわれます。

うつ病などのメンタル疾患は、薬物療法だけでも改善する場合はあります。

けれども、生活療法をあわせて行うことで、早く治ったり、再発防止になったりします。

このように、薬物療法と生活療法を併用することで、うつ病の症状は、より早く改善していきます。

うつ病の症状が良くなってくると、物の考え方も前向きになり、ネガティブ思考をすることも減ってきます。

スポンサーリンク
 

うつ病の治療には認知行動療法が効果的

ネガティブ思考はうつ病の症状なので、うつの状態が良くなってくると、だんだんと否定的な考えはなくなっていきます。

しかし、うつの状態が良くなっているのに、否定的な考え方がおさまらないという場合もあります。

否定的な考え方を放置してしまうと、うつ病再発のおそれがあるので、そのような場合には「認知行動療法」が有効といわれています。

認知行動療法とは、認知(=考え方の癖)を修正して、行動をより良いものに直していく療法です。

認知行動療法を行うことで、うつ病などの精神疾患の再発防止にかなり効果があるといわれています。

僕もそうなのですが、うつ病になってしまう人には、独特の考え方のクセがあるように思います。

ちょっとしたストレスやショックに弱く、いつまでもクヨクヨと考えてしまったり…。

また、何かあった時に、常にネガティブに考えてしまうマイナス思考だったり…。

僕は、特に人間関係で何か失敗してしまった場合、いつまでもクヨクヨ、ネチネチと考えてしまう事が多いです。

そして、ある現象がおこった時に、自分にとってマイナスに考えてしまう事も多いです。

このような考え方の癖を持っているとうつ病などの精神疾患になりやすいのかもしれません。

認知行動療法の具体例

認知行動療法とは、物事をどうとらえるかという認知のあり方が、気分にも作用するという点を踏まえた療法です。

具体的な例としては、会社の同僚を食事に誘って断られた場合。

うつ病になりやすい人の考え方は、「きっと自分の事を嫌いに違いない」と捉えます。

このようにネガティブな方向に深読みするような思考パターンをしてしまいます。

うつ病になりやすい僕の思考パターンは、まさしくこのようなマイナスな方向に深読みしてしまう感じです。

しかし、このような思考パターンを「忙しいだけだな」とあっさりとした方向に変えていくことが認知行動療法です。

また職場で、同僚の人がムスッとした表情をしていると、自分に対して何か不満があるのではないかと考えてしまいます。

実際には、ただ別件で機嫌が悪いだけなのかもしれないのに、自分が悪いのではないかと考えてしまう。

うつ病になりやすい思考パターンとしては、何でも自分を責めてしまうというものもあります。

常に自分に責任があるのではないかと考えてしまうんですね。

他にも、職場でこちらが挨拶をしても返事がかえってこなかったりすると、何か自分が気にさわる事をしてしまったのではないかと考えてしまう。

実際には、声が小さくて挨拶が聞こえなかっただけなのかもしれなかったり、何か考え事をしていただけかもしれないのにです。

最近では、このように挨拶をして返答がなかったとしても、自分が嫌われているんではないかと考えるのではなく、気が付かなかっただけかもしれないと、考え方のクセを前向きにするようにしています。

そして、普段の会話でもあまり深読みすることをせずに、プラス思考でいこうと思っています。

普段から1つ1つ、考え方のクセを見つめることで、うつ病を改善させていきたいものです。

認知行動療法とは、このように、考え方を前向きに変えていくことで、病気になりにくい体質に改善していこうとする精神療法です。

スポンサーリンク